どうも、ユウスケ(@yuusuke55_turi)です!
ライトショアジギングのターゲットとして
多くのアングラーを楽しませてくれるサゴシ。
しかし、臭い・不味い・サゴシカッター!!
などを理由に粗末に扱うアングラーが
居るのも事実…。
沢山釣れたので貰った事のある
人も多いんじゃないでしょうか??
そこで今回はサゴシを
美味しく食べる方法と
普段料理あまりしない方でも
簡単に作る事の出来る
おすすめの食べ方をご紹介します!
サゴシの美味しい時期
基本的には秋~冬にかけて
脂がのって来るので
食べると美味しいですし
釣った時のサゴシ臭も弱いです。
この時期のサゴシは体高も有り
引きも強くて、釣って良し!食べて良し!
最高のサゴシが味わえます♪
しかし、サゴシが良く釣れ始める春は
脂が無くて、サゴシ臭も強くなり始めるので
この時期のサゴシのイメージが
粗末に扱われる原因だと思っています。
ちゃんと処理をしてあげれば
それでも美味しく食べる事が出来ます。
サゴシの持ち帰り方
釣ったサゴシのは直ぐに血抜きを
行ってください。
これをしないと臭みが出てきます。
10分程度血を抜いたら
サゴシの表面の滑りを水で洗い落とします。
サゴシ臭の原因はこの滑りなので
ちゃんと落としてあげましょう!
滑りを落としたら、頭、エラ、内臓を
その場で取り除きます。
特にサゴシの内臓には
アニサキスが寄生している事が多いので
釣って血を抜いたらすぐに取り除きましょう!
アニサキスは宿主が死ぬと
内臓から筋肉(サゴシの身)に移るので
加熱処理をしないで食べる場合は
アニサキス症になるリスクが高くなります。
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_5015-e1609204193918.jpg)
こちらは身に潜んでいたアニサキスです。
気が付かずに食べてしまうと危険ですので
捌いた後も身をよく観察しましょう!
内臓の周りや肛門付近
身の色が変なところに潜んでいます。
注意ポイント
・内臓周り・肛門付近は特に注意する。
・身に移動している場合がある。
内臓などを取り除いたら、
直ぐに氷や保冷材の入った
クーラーボックスに入れて
冷やしてあげます。
アニサキスが心配な方は
波長の合ったUVライトで照らすと
簡単にアニサキスがわかるのでおすすめです!
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_8986.jpg)
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_8987.jpg)
こんな感じでハッキリと
ハッキリと確認する事が出来ます♪
サゴシは痛むのが早く
身も柔らかいので、折り曲げたりすると
身割れを起こすので
出来るだけ真っ直ぐクーラーに
入れてあげるのがベストです。
具体的には内寸が60㎝以上あれば
サゴシサイズなら十分です。
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釣り場で見かける一番悪いキープの仕方は
釣って、血抜きもせずにストリンガーに
何時間も繋ぎっぱなしにする行為です。
血抜き・内臓も出さずに何時間も放置して
帰ってから、臭いだの不味いだのは
当たり前の事です。
サゴシはストリンガーに繋いでおいても
直ぐに死んでしまうので、
釣って持ち帰るのであれば
直ぐに処理してあげましょう!
ポイント
・直ぐに〆て内臓処理。
・直ぐに冷やして折り曲げないようにして保管する。
時合いの時はどうしても
処理するよりも釣る方が優先に
なってしまうので仕方がないんですが
出来るだけ早く処理する事を
心がければ、美味しいサゴシが味わえます♪
サゴシを家で捌く際は
こちらの動画が参考になります♪
サゴシは身の柔らかい魚なので
気を付けて扱わないと身割れするので
注意が必要です!
釣りを優先してしまい
血抜きが不十分だった時は
自宅で”究極の血抜き”が出来る
電動ポンプも有ります♪
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釣り場で血抜きが出来なかった時などは
自宅で血抜きする事で
生臭さを無くしたり
魚を日持ちさせる事が出来るので
おすすめです!
サゴシの食べ方
サゴシはサワラの幼魚なので
白身の魚としては高級魚です!
不味いわけないんです…脂は少ないですが…。
生でも焼いても揚げても美味しい
サゴシ!
自分はこんな感じで食べています♪
刺身
オーソドックスにまずは刺身です。
ちゃんと処理したサゴシは
刺身で食べても、生臭さもなく
とても美味しいです♪
個人の好みに寄りますが
自分の場合は釣ってから3日寝かせた
のが一番好きですね♪
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脂ののったサゴシを
熟成させると本当に美味しくなります!
釣って直ぐの刺身よりも
うま味が増すのでおすすめです♪
魚の熟成については
こちらの記事で紹介しています♪
炙り
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5403-e1616339076523.jpg)
皮を付けたままガスバーナーで
皮目を炙るだけで
刺身に香ばしさが追加されて
とても美味しいです♪
漬け
刺身だけだと余ってしまったり
飽きてしまうので
自分は漬けにして食べます♪
刺身とは違った歯ごたえと
白米にピッタリの漬けダレ
丼でもお茶漬けにしても
楽しめるのでおすすめです!
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作り方
適当な大きさに切った刺身を
漬けダレに漬ける。
以上です!!
漬けダレ
・酒:0.5
・みりん:1
・しょうが:お好みで
・白ごま:無くてもOK
・海苔:無くてもOK
分量は適当で大丈夫です(笑)
漬け具合もお好みですが
半日くらい漬けると
味が染みていて美味しいです♪
これに気分で
すりおろしニンニクと卵黄で
ユッケにしても美味しいです♪
酢じめ
酢でしめても美味しく頂けます♪
しめる時間は個人の好みでOK!
切る前に、薄皮を剥いであげると
食べた時に気になりません。
バーナーをお持ちであれば
炙っても美味しいです♪
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酢じめの作り方
1.三枚におろした身に塩を振って
10分程度冷蔵庫に入れて、
余分な水分を抜きます。
2.塩を水や酢で洗い流し
中骨を骨抜きで抜きます。
3.酢の中にお好みの時間漬けこんで完成です♪
わさび醤油で食べると最高にうまいです!
通常は酢のみですが
自分の場合は”白だし”を少量酢に混ぜると
白だしの風味が染み込んだ酢じめになります。
この場合は、表面は締まっていて
身の中はレアに仕上がります♪
中骨は毛抜きなどを使えば
抜く事が出来ますが
100均のものでも良いので
調理専用のものがベストです。
自分は専用のものを使っています♪
値段は高いですが
抜きやすさは段違いです。
タタキ
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5410-e1616339357648.jpg)
三枚におろした身を皮付きのまま
ガスバーナーなどで全体的に炙って
外は焼き、中はレアの状態します。
焼き終わったら氷水に付けて
粗熱を取り、水分を拭き取って
完成になります。
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5409-e1616339376695.jpg)
お好みでネギ、ニンニク、ミョウガなどの
薬味とポン酢で頂くと絶品です♪
一夜干し
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/5F92108C-6795-490D-8D75-5F53AE6AE54B-e1574421195549.jpeg)
サゴシは少し水っぽいので
塩水につけた後に
干して、水分を抜くと
塩焼きよりもうま味が増して
美味しく頂けます。
一夜干しの作り方
1.水に大量の塩を入れて
飽和食塩水を作ります。※塩が溶けなくなった水の事です。
10分程度飽和食塩水に漬け込みます。
2.漬け終わったら水分を
キッチンペーパーなどで拭き取って
干し網網に置いて、
日陰で半日~一日乾燥させます。
これで完成です。
※干し網が無い場合は他の網でも大丈夫です。
その場合は、網に置いたまま
冷蔵庫で乾燥させます。
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/210245C0-F0FD-49A8-90E3-6436DAECFF90.jpeg)
自分はいつも冷蔵庫で乾燥させています。
この方が、気温や湿度に左右されず。
ある程度一定の環境で干せるので
おすすめです♪
また、ピチットシートでも一夜干しが
作れるので、自分に合ったやり方が
一番良いと思います。
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フライ・天ぷら
サゴシはフライにしても
天ぷらにしても美味しく頂けます♪
特に、春先の脂の少ないサゴシは
脂を足して食べるのが美味しく頂く
コツかもしれません(笑)
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/35DFC66D-230C-4A3A-BA20-3A7FD00B49D6.jpeg)
煮つけ
他の魚でやるように
煮つけにしても美味しいです♪
白身でクセが無いので煮つけにしても
美味しく頂けます。
処理が上手く出来なかった時にも
煮てしまえば関係ありません(笑)
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/F109AD1C-BF0C-414E-A002-7B256B74CA4B-e1574345624830.jpeg)
ホイル焼き
こちらも、アルミホイルの中で
蒸し焼きにしていただきます。
キノコ類やピーマン・玉ねぎ・人参などと
一緒にサゴシを入れて、
しょうゆや麺つゆなどで味付けして
ポン酢で頂くととっても美味しいです♪
西京焼き
サゴシレシピの中でも
一番紹介されているものでは
ないでしょうかね?
西京味噌にサゴシの切り身を
漬け込んで焼く食べ方です。
![](https://turiage.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_4782-e1603836361346.jpg)
味噌は西京味噌が無くても
白みそで代用できるみたいです。
そもそも西京味噌が白みそですし(笑)
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西京漬けの作り方
1.適当な容器を用意します。
自分の場合はジップロックで作りました。
白みそを適量容器に入れて
酒とみりんを大さじ1入れて
味噌をのばします。
2.1で作った味噌の中に
サゴシの切り身を入れて
漬け込みます。
漬け込む時間はお好みですが
3時間~24時間位でしょうかね。
かなりアバウトな漬け込み時間です(笑)
3.漬け終わったら、味噌を拭いて焼くだけです。
味噌が残っていると焦げるので
ちゃんと拭き取るか、水で洗った方が
良いと思います。
西京味噌が有れば簡単に作れるので
とてもおすすめです♪
サゴシが非常に上品な焼き魚になります。
まるで旅館で出てくる感じの味です。
塩気が有るのでご飯ももりもり食べれますよ(笑)
捌きやすくて手間のかからないサゴシ
サゴシはとても捌きやすい魚です。
鱗も大きくなく、釣ってすぐに
処理してしまえば、後は三枚におろすなり
ぶつ切りにするなり、
あっという間に捌き終わってしまいます。
しかし、サゴシの場合大量に
釣れてしまったり
沢山おすそ分けを貰う事が有ります。
一日では食べきれないし
生ものだと保存も効かないので
困る事も多いです…。
そんなん時に便利なのが
”家庭用の真空パック器”です♪
真空パックで保存する事により
飛躍的に保存期間が延びます!
紹介した以外にも幽庵焼き、ムニエルなど
癖のない白身なので様々な料理に
使う事が出来ます。
大量に有っても保存がきけば
様々な料理に使えるので
とても便利ですし
痛んでしまい捨てる事も減ります♪
サゴシは歯が鋭く
ルアーや仕掛けを切られてしまうので
厄介な魚ではありますが
サゴシが釣れてもガッカリせずに
美味しく食べてみては如何でしょうか?
自分は白身魚の中でもサゴシは
一番好きな部類の魚です♪
冬の時期に脂ののったサゴシを釣るために
寒さに耐えて頑張りますし…。
今年も美味しい魚を食べるために
頑張って釣りに行きたいと思います!!
どうも、ユウスケ(@yuusuke55_turi)でした!
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